『あなたは、甘酒を飲みますか?』
「甘酒ってどんな効果が期待できるんだろう」
「甘酒ってデメリットはないの?」
「米麹の甘酒と酒粕の甘酒の違いは?」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
男にしては、甘酒を飲む方!
仙道です。(Twitter@sendoublog)
ご覧くださり、ありがとうございます。
「甘酒は、飲む点滴」、一時期このようなキャッチフレーズを、よく聞く時期がありました。
甘酒には種類があり、「飲む点滴」と言われているものは、米麹の甘酒のことを言います。
米麹の甘酒には、点滴と同じような成分が含まれる所から、米麹甘酒は、「飲む点滴」と言われるようになったようです。
近年では、様々な健康効果がある事が分かり、大きな注目をあびています。
栄養価の高い米麹甘酒は、体力回復効果や美容効果がある事から、幅広い年代に飲まれ、特に女性に人気の飲み物。
さらに米麹の甘酒は、ノンアルコールのため、お子さんや、妊婦の方も安心して飲めます。
今回はその米麹甘酒について、とことん迫っていきます!
まだあなたの、知らない情報があるかも?! 何かのきっかけになるかも?!
これを読んだあなたは、すぐに試したくなること間違いなし!
『あなたも、米麹の甘酒の良さを知ってみませんか?』
あなたの一助となれば幸いです。
それでは、ごゆっくりとご覧ください。
米麹の甘酒の効果やメリット
米麹甘酒は、疲労回復効果や、イライラを抑える効果
米麹の甘酒は、疲労回復効果があるブドウ糖を多く含んでいる。
ブドウ糖は、脳のエネルギー源になるので、脳の働きも活発にする効果が。
また、米麹甘酒に含まれているブドウ糖は、GABAという物質を含んでおり、イライラした気分を抑える効果。
腸内環境の改善や便秘の予防、改善の効果
麹菌は、体が、栄養を吸収するのを助ける働きがありますので、胃腸にやさしい。
また、腸内環境を健康な状態に保つ働きもあります。
米麹甘酒には、オリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれている。
腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善する働きがあるので、便秘の解消や予防に効果あり。
また、麹菌は、死骸になったあとも腸内の善玉菌の餌になり、免疫力を高める効果に貢献します。
強い抗酸化作用で老化防止
米麹甘酒は、原料である「麹菌」には、抗酸化作用があります。
米麹に含まれる「エルゴチオネイン」という成分は、強い抗酸化作用を持ち、老化の原因とされる活性酸素を抑制する働きがある。
エルゴチオネインは、紫外線を受けても炎症しにくくする効果もあります。
血行促進、代謝向上、美肌効果もあり
ビタミンB群も豊富に含まれ、血行と代謝を促進する効果。
また、毛細血管の隅々まで栄養を届け、同時に老廃物も流してくれます。
甘酒には、しステインという成分を豊富に含んでおり、美髪効果も期待できますね。
まだまだある、米麹甘酒の効果、メリット
麹菌には、ビオチンが豊富
ビオチンは、ストレス、飲酒、喫煙などで減っていき欠乏しやすい成分。
ビオチンは、皮膚の状態を整える、肌荒れやシミ、くすみや眼の下のくまなどを、改善する働きがあります。
他にも、米麹甘酒は、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病の予防にも役に立つ
米麹甘酒のデメリットや注意点
米麹甘酒の効果がすごいからと言って、米麹甘酒ばかりを飲む事はおススメしません。
適量が大切。
米麹甘酒のデメリットについて
太る原因になる
米麹甘酒には多くの糖質が含まれますので、飲みすぎれば肥満にもつながります。
米麹甘酒は、麹菌が発行する時に、お米に含まれているデンプンが酵素によって分解されブドウ糖になります。
酵素によって分解されているため体が吸収しやすいので、注意が必要。
甘酒100ml中
糖質の量
甘酒 ・・・・・・ 21g
コカ・コーラ ・・ 11.3g
缶コーヒー ・・・ 8.5g
糖質の量が高いので、飲む量には十分注意。
糖尿病の方が、甘酒を飲む場合は、必ず担当医の方と相談しましょう。
余談ですが、私は、米麹甘酒をお湯で、薄めて飲みます。
甘さが気になる方には、おすすめな飲み方で飲みやすくなりますよ。
老化の原因となる
米麹甘酒に含まれるブドウ糖は、体内でタンパク質とくっつき、タンパク質を壊してしまう特性を持っています。
米麹甘酒を飲みすぎ、余分な糖分がタンパク質と結びつくとAGE(終末糖化産物)という老化物質が出来てしまう。
老化物質であるAGEは、分解されにくい成分で、動脈硬化を始め、心筋梗塞や脳梗塞、白内障や認知症などの原因にもなります。
タンパク質は、体を作る重要な栄養素。
皮膚や筋肉、血液や臓器などありとあらゆる所をつくる材料となります。
タンパク質が破壊されると体を作る材料が減り、老化の原因となる。
甘酒の注意点について
米麹甘酒の一日の適切な量と温度
1日に飲む量は、200ml程にしておきましょう。
一回に飲む量は、50ml~120ml程度が適量です。
飲みすぎると糖分を摂りすぎてしまうため気を付けましょう。
米麹甘酒の飲む際の温度は、60度前後がよいとされています。
酵素が最も活発に活動する温度が60度前後ですのでこの温度に温めて飲むのがおススメ。
米麹甘酒を飲むタイミングは?
朝に米麹甘酒を飲むのも良いでしょう
朝に脳のエネルギーであるブドウ糖を摂取する事は、脳の活動を良くする手助けにもなります。
また、夜もお勧めです。
人間の体は、睡眠時に体を回復するのですが、その時にブドウ糖があれば、役に立ちます。
ただ、一つ注意点!
寝る直前に米麹甘酒を摂ることはしない事。
寝ている時、胃や腸の消化器官は休みます。
そこに、米麹の甘酒がはいってくると、胃腸は働かなければなりません。
ですので、就寝する一時間前には、摂取を終えておきましょう。
甘酒の栄養について
主な栄養成分を抜粋します
甘酒100gあたり
エネルギー ・・・ 81カロリー
水分 ・・・・・・ 79.7g
たんぱく質 ・・・ 1.7g
脂質 ・・・・・・ 0.1g
炭水化物 ・・・・ 18.3g
(内0.1gが水溶性食物繊維、0.3gが不溶性食物繊維)
灰分 ・・・・・・ 0.2g
ナトリウム ・・・ 60mg
カリウム ・・・・ 14mg
カルシウム ・・・ 3mg
マグネシウム ・・ 5mg
リン ・・・・・・ 21mg
鉄 ・・・・・・・ 0.1mg
亜鉛 ・・・・・・ 0.3mg
銅 ・・・・・・・ 0.05mg
マンガン ・・・・ 0.17mg
ビタミンB1 ・・ 0.01mg
ビタミンB2 ・・ 0.03mg
ナイアシン ・・・ 0.2mg
ビタミンB6 ・・ 0.02mg
葉酸 ・・・・・・ 8μg
参考サイト : 文部科学省 日本食品標準成分表(七訂)
甘酒の種類について
米麹の甘酒
米麹の甘酒は、米麹とお湯が原料。
麹の発酵作用を使って米から作ります。
効果やメリットは、上の項目を参照してください。
酒粕の甘酒
米麹も酒粕も日本酒を製造する原料に使われています。
酒粕の甘酒は、酒粕とお湯と砂糖が原料でアルコール入り。
アルコール入りと言ってもアルコール量は、1%未満のため、酒類として扱われていません。
ソフトドリンクとして販売されています。
とはいうものの、アルコールが入っているのは事実なので、車の運転をするのであれば、飲む量には十分気を付けましょう。
酒粕甘酒メリット
酒粕の甘酒は、油を排出するレジスタントプロテインというタンパク質の一種が含まれている。
レジスタントプロテインは、体内で油と一緒になり油を体外に排出する働きがあります。
ダイエット効果がある。
他にも寝つきを良くする効果
商品によっては、米麹と酒粕を混ぜて作っていたり、米麹で作ってある甘酒の中にも砂糖を入れているものもあります。
一般的には、カロリーは、米麹甘酒よりも酒粕甘酒の方が低いとされています。
砂糖の使用量にもよりますが。
その他の甘酒の種類
紅麹甘酒
紅麹を使用した甘酒で色味は、淡いピンク色です。
主な効果は、血行促進や血圧の適正化、コレステロール値や、血糖を下げるなどがあります。
玄米甘酒
玄米の麹で作られた甘酒で、玄米特有の独特な味がします。
白米に比べて玄米のほうが、栄養素が豊富です。
より多くのビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、より高い健康効果を得れる。
古代米甘酒
甘さ控えめで、玄米甘酒よりも栄養素が豊富な甘酒。
より高い健康効果が得れる。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筆者は甘酒は、正月やひな祭りで女の子が飲む飲み物と、本気で思っていました。
今では、甘酒を薄めて飲んだりもしています。(ちょっとした糖質対策)
量がたりないと思ってしまう方、あまいのが苦手の方にもおすすめですよ!
ぜひ、これを機にあなたも試してみては??
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、この辺で。
以上、『米麹甘酒のメリットやデメリットとは?栄養や効果効能についても』でした。
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